透明性レポート

Network Enforcement Law に基づく削除

Network Enforcement Law(NetzDG)はドイツで 2017 年 10 月 1 日に発効しました。この法律では、NetzDG で定義された違法なコンテンツに対する効果的で透明性のある削除申し立て手続きを設けること、および透明性レポートを半年ごとに公開することをソーシャル ネットワークに対して義務付けています。Google では、2019 年 4 月 2 日をもって、すべての一般ユーザーに対してグローバルに Google+ のサービスのサポートを終了しました。ここで入手できるデフォルトのレポートの対象は、サポート終了までの前回のレポート対象期間ですが、過去のレポート対象期間のデータも見ることができます。レポートの現在のバージョンは、レポートの最後でダウンロードすることもできます。

このレポートは、Google の組織と手続き、申し立ての件数、削除されたコンテンツの件数に関するデータを提供します。また、Google での削除の実施とポリシーに関する全般的な情報も提供します。

概要

Network Enforcement Law(NetzDG)は、ドイツ内で登録ユーザーが 200 万人以上のソーシャル ネットワークに対し、「明らかに違法な」コンテンツ(投稿、動画、コメントなど)の通知があった後 24 時間以内にローカルに削除することを必須としています。違法かどうか明らかではない場合、プロバイダは通常 7 日以内に判断します。判断する期間を延長できるのは、コンテンツの作成者に対して考慮するよう依頼があった場合、または自主規制機関として認定された業界団体に判断が委ねられた場合など、例外的な事例に限られます。NetzDG に基づく削除が認められるのは、NetzDG に記載されるドイツ刑法の 21 の条項のいずれかに違反するものです。YouTube(2019 年 1 月 22 日までは YouTube LLC によって、それ以降は Google Ireland Limited によって運営される、ドイツのユーザー向けのサービス)では、NetzDG に基づく報告方法を提供しています。また、Google+(2019 年 4 月 2 日まで Google LLC によって提供された、一般ユーザー向けのサービス)でも NetzDG に基づく報告方法を提供していました。

Network Enforcement Law に基づく削除

Google はドイツの Network Enforcement Law に基づいて、このレポートに含まれる削除、ポリシー、手続きに関する情報を提供します。